育てやすい観葉植物が欲しい!観葉植物に元々興味があるけど枯らしたくない!インテリアとしておしゃれな観葉植物を置きたい…
そう思ってる方は多いと思いますが、何から育てたらいいのか分からなかったり管理が大変そう、枯らさないか不安…などの理由でなかなか一歩を踏み出せない方も多いのではないでしょうか。
そこで今回はそんな観葉植物初心者の方に向けて、おしゃれでインテリアにぴったりなのに育てやすい観葉植物とその特徴、育て方を紹介します。今まで観葉植物に触ったことがない方でも十分育てられるので、これを機会にぜひ観葉植物を育ててみてくださいね。
そもそも”育てやすい”は何を基準に決めてるの?

- 耐陰性(日陰の強さ)
- 耐寒性(寒さへの強さ)
- 耐暑性(暑さへの強さ)
- 乾燥の強さ
この4つの項目が高いほど育てやすいと言えます。
観葉植物を枯らしてしまう原因としてよくあるのが日光不足、水やりの失敗、冬越しの失敗が挙げられます。
植物によって、例えば耐陰性と暑さに強いけど寒さは苦手といったように特徴が違ってくるので、ご自宅の環境と照らし合わせつつ植物を選ぶとより失敗が減ると思います。
(育て方の目安を書いているのでぜひ参考にしてくださいね!)
育てやすい観葉植物20選
育てやすい観葉植物1:シェフレラ

観葉植物のこと全然知らないけど何か育ててみたい!という方にまずおすすめしてるのがシェフレラ。手のひらを広げたような葉っぱがかわいい。
暑さ、寒さ、日陰、乾燥とオールマイティに強い。様々な環境に適応できるのが一番のでとにかく丈夫です。
テーブルサイズから人間くらいの大きさのものまであり、ホームセンターや園芸店で割と売られているので手に入れやすのも嬉しい。
おすすめの育て方
置き場所:風通しの良いレースカーテン越し
水やり:土の表面を軽くほじってみて、中まで乾いていたら底穴から水が流れ出るまでたっぷり与える。
耐えられる寒さ:0~5℃前後
育てやすい観葉植物2:サンスベリア

実は筆者が一番初めに育てたのがこれ。育てやすい観葉植物の代表格です。
暑さと乾燥にめっぽう強く日陰にもある程度耐えられる、こちらも丈夫な観葉植物です。むしろ土が常に湿っている方が苦手である程度放っておいた方が枯れません。
仕事が忙しくてあまり時間をかけれない方、水やりをあまりやりたくない方に特におすすめです。一方で寒さにはあまり強くないのでそこは注意。
色んな種類があり、種類によって見た目が全然違うので集めてみるのも面白い。
おすすめの育て方
置き場所:風通しの良いレースカーテン越し
水やり:土が中までしっかり乾いたら底穴から水が流れ出るまでたっぷり与える。
耐えられる寒さ10℃前後
育てやすい観葉植物3:モンステラ

切れ込みが入った大きな葉が特徴。クッションカバーやバッグなどにプリントされてるものも見かけるくらい超有名な観葉植物です。
育てやすい観葉植物としても名が知られていて、成長が早くかなり丈夫で特に暑さと日陰に強く、さらに大きいものだと乾燥や寒さもある程度耐えれるようになります。
サイズが大きくなると横にも広がるようになるのである程度のスペースを確保する必要があるところは注意。
おすすめの育て方
置き場所:風通しの良いレースカーテン越し
水やり:土の表面を軽くほじってみて、中まで乾いていたら底穴から水が流れ出るまでたっぷり与える。
耐えられる寒さ:5~10℃前後
育てやすい観葉植物4:ポトス

昔からあるかなり馴染み深い観葉植物。モンステラと同じように育てられます。
ホームセンターに行くと1000円未満でなかなかのボリュームのものが購入できるので、コスパよく部屋をおしゃれにできます。
ハンギング(植物を天井や壁、フェンスなどに吊るしたり掛けたりして飾る)にして飾るのもおすすめ。
おすすめの育て方
置き場所:風通しの良いレースカーテン越し
水やり:土の表面を軽くほじってみて、中まで乾いていたら底穴から水が流れ出るまでたっぷり与える。
耐えられる寒さ:10℃前後
育てやすい観葉植物5:スキンダプサス

シルバーの斑が綺麗で上品に見える観葉植物。ポトスよりはマイナーで目にする機会が少ないですが、園芸店やホームセンターでたまに売られてたりします。
モンステラやポトスと同じサトイモ科で同じように育てられるので十分育てやすい観葉植物と言えると思います。
おすすめの育て方
置き場所:風通しの良いレースカーテン越し
水やり:土の表面を軽くほじってみて、中まで乾いていたら底穴から水が流れ出るまでたっぷり与える。
耐えられる寒さ:10℃前後
育てやすい観葉植物6:シンゴニウム

矢尻のような形の葉っぱが特徴の、こちらもサトイモ科の観葉植物。サトイモ科すべてが育てやすい観葉植物というわけではないですが、これもポトスなどと同じように育てられるのでおすすめ。
様々な種類があり、種類によって葉っぱの色などが変わってくるので集めてみるのも面白いです。
ホームセンターやIKEAなどでも売られていて種類にこだわらないならこれも手に入れやすい。
おすすめの育て方
置き場所:風通しの良いレースカーテン越し
水やり:土の表面を軽くほじってみて、中まで乾いていたら底穴から水が流れ出るまでたっぷり与える。
耐えられる寒さ:10℃前後
育てやすい観葉植物7:フィカス・ウンベラータ

ハートの形がかわいらしいゴムの木の一種でシンボルツリーのド定番。ボリュームを出しやすくてすごく目を引くので、おしゃれで大きいサイズの観葉植物が欲しいならウンベラータをおすすめします。
育てやすさはシェフレラやモンステラよりはほんの少し(ほんとに少し)劣るかもしれませんが、それでもかなり育てやすい方ですし、成長が早くて育てるのがとても楽しい植物です。寒さに強くないのでそこは注意。
おすすめの育て方
置き場所:風通しの良いレースカーテン越し
水やり:土の表面を軽くほじってみて、中まで乾いていたら底穴から水が流れ出るまでたっぷり与える。
耐えられる寒さ:10℃前後
8:フィカス・ベンガレンシス

ゴムの木の仲間で、これも超定番。丸っこい葉っぱに白い幹っていうザ・観葉植物みたいなシンプルな見た目をしていて色んな部屋に合わせられますし、園芸店に行くと結構目にするので手に入れやすいのもいいところ。
ウンベラータと同じ感じで育てられます。
おすすめの育て方
置き場所:風通しの良いレースカーテン越し
水やり:土の表面を軽くほじってみて、中まで乾いていたら底穴から水が流れ出るまでたっぷり与える。
耐えられる寒さ:10℃前後
9:フィカス・ティネケ orフィカス・ルビー

白い斑をもつゴムの木の一種。斑がある植物は育てる難易度があがることが多いのですが、ティネケ(ルビー)ならそういうこともなく、ウンベラータなどと同じ感じで育てられます。
ちなみにティネケの方が斑が白くて、ルビーの方が斑に赤みが入るのが特徴ですが、明確な基準はないそうです。好きな方を選びましょう。(画像はルビー)
おすすめの育て方
置き場所:風通しの良いレースカーテン越し
水やり:土の表面を軽くほじってみて、中まで乾いていたら底穴から水が流れ出るまでたっぷり与える。
耐えられる寒さ:10℃前後
10:ガジュマル

太い幹と特徴的なフォルムがかわいい、テーブルサイズの超有名な観葉植物。
実はこれもゴムの木の仲間で、他のフィカスと同じ感じで育てます。
ある程度の日陰にも耐えますが、基本日光が好きなので日当たりを意識して育てるのがおすすめです。
おすすめの育て方
置き場所:風通しの良いレースカーテン越し
水やり:土の表面を軽くほじってみて、中まで乾いていたら底穴から水が流れ出るまでたっぷり与える。
耐えられる寒さ:10℃前後
11:アデニウム

観葉植物の中でも塊根植物と言われるジャンルに入る植物で、太いでっぷりと膨らんだ幹を楽しみたい植物。
膨らんだ幹には水分をためているため、かなり乾燥に強いのが特徴。
あまり育てやすい観葉植物何選~みたいなネタでアデニウムが紹介されることってないイメージ(個人的に)なんですが、生育も旺盛で、日当りが確保できるならかなりおすすめ。一方で寒さと日陰には弱いので、春から秋はベランダなどで育てて冬は取り込むのがおすすめ。
おすすめの育て方
置き場所:風通しと日当りの良い南側の場所
水やり:土が中までしっかり乾いていたら底穴から水が流れ出るまでたっぷり与える。(冬に葉が落ちたら暖かくなるまで水をあげない)
耐えられる寒さ:10℃前後
12:ホヤ

光沢のある厚い葉が特徴で鉢植え以外にもハンギングとして楽しむのもおすすめな植物。
乾燥に強く、多少の日陰にも耐えれるのでかなり育てやすいです。
日光にしっかりあてて育てれば花を咲かせるので花が見たいなら日当たりを意識して育てましょう。
おすすめの育て方
置き場所:風通しの良いレースカーテン越し
水やり:土が中までしっかり乾いていたら底穴から水が流れ出るまでたっぷり与える。
耐えられる寒さ:10℃前後
13:ザミオクルカス

ツヤツヤでシックな葉の色味が美しい。落ち着いた雰囲気のインテリアととても相性がいい観葉植物です。
日陰と乾燥に強く、綺麗な姿を維持しやすいのもgood。日陰と乾燥に強いを両立してる植物はそこまで多くないですし、かなり育てやすいのでおすすめです。
おすすめの育て方
置き場所:風通しの良いレースカーテン越し
水やり:土が中までしっかり乾いていたら底穴から水が流れ出るまでたっぷり与える。
耐えられる寒さ:10℃前後
14:ドラセナ・コンシンネ orドラセナ・ナビー

ピンと伸びた葉と細い幹がおしゃれでかっこいい観葉植物。ドラセナも色んな種類がありますが、個人的に一番好きな品種で、スタイリッシュな雰囲気がとてもインテリア映えするので今回は選んでみました。
乾燥に強くて日陰にもそれなりに耐えれるのがいいところ。ただし元々は日光好きで日光が足りないと葉が垂れてしまうので陽が入るところで育てるのがおすすめ。
おすすめの育て方
置き場所:風通しの良いレースカーテン越し
水やり:土が中までしっかり乾いていたら底穴から水が流れ出るまでたっぷり与える。
耐えられる寒さ:10℃前後
15:ユッカ・エレファンティペス

ツンツンの葉っぱと象のような極太の幹が特徴の植物。ナチュラルな部屋よりはモダンやメンズライクな部屋の方が合う植物だと思います。
とにかく丈夫で、日当たりと水のやりすぎさえ注意すれば基本は育ってくれます。筆者は年中外で育ててますがそれでも枯れない強さを持ちます。
おすすめの育て方
置き場所:南向きの日当たりの良い場所
水やり:土が中までしっかり乾いていたら底穴から水が流れ出るまでたっぷり与える。
耐えられる寒さ:0℃前後
16:パキラ

これも超有名な観葉植物。最初パキラから始めたって方も多いのではないでしょうか。
育てやすい観葉植物としてよく紹介されますが、実は意外と失敗しやすいと言われることもあります。
ですがもちろん大丈夫、日当たりと土が乾いてから水を与える、この2つを意識すればそこまで難しくはないと個人的に思います。
百均やホームセンターなどで簡単に手に入るのでぜひ育ててみてくださいね。
おすすめの育て方
置き場所:風通しの良いレースカーテン越し
水やり:土の表面を軽くほじってみて、中まで乾いていたら底穴から水が流れ出るまでたっぷり与える。
耐えられる寒さ:5~10℃前後
17:テーブルヤシ

南国っぽい雰囲気と涼しげな見た目が素敵な観葉植物。これも割と昔からある馴染み深い植物でもあります。
乾燥はそこまで得意ではないですが、日陰と、見た目の割に寒さにもそれなりに耐えれるのでかなり育てやすいです。
1000円未満で買えることも多く、おしゃれな鉢に植えるとめちゃくちゃかっこよく仕上がります。
おすすめの育て方
置き場所:風通しの良いレースカーテン越し
水やり:土の表面が乾いていたら底穴から水が流れ出るまでたっぷり与える。
耐えられる寒さ:5℃前後
18:ペペロミア

肉厚で多種多様な種類があるのが特徴。乾燥と多少の日陰に耐えれて、寒さと水のやりすぎないよう意識すれば元気に育ってくれます。
種類によって葉っぱの色や形がかなり変わり、緑の丸っこいものからスイカみたいな見た目のものまで様々。
どれを選んでも育てやすさに変わりはないのでお好きなものを育ててみてくださいね。
おすすめの育て方
置き場所:風通しの良いレースカーテン越し
水やり:土が中までしっかり乾いていたら底穴から水が流れ出るまでたっぷり与える。
耐えられる寒さ:10℃前後
19:ピレア

これも様々な種類があり、見た目のバリエーションが豊富。
100均で売られてるものもありますし、ホームセンターでも簡単に安く入手できるのがうれしい。
寒さは苦手ですが、他は特に育てにくいところはないのでテーブルサイズの植物が欲しいならいいかも。
おすすめの育て方
置き場所:風通しの良いレースカーテン越し
水やり:土が中までしっかり乾いていたら底穴から水が流れ出るまでたっぷり与える。
耐えられる寒さ:10℃前後
20:ビカクシダ・ビフルカツム

鹿の角みたいな葉が特徴で、インテリア性も高い人気の植物。
ビカクシダは種類でかなり育てやすさが変わりますが、その中でもビフルカツムは一番丈夫で、さらに手に入れやすいのもメリット。
日陰、暑さ、寒さ、乾燥全てに強く、ホームセンターなどで1000円から2000円くらいで買える。
個人的には鉢植えより板やコルクにつけて吊って楽しむのがおすすめ。
おすすめの育て方
置き場所:風通しの良いレースカーテン越し
水やり:土が中までしっかり乾いていたらたっぷり与える。
耐えられる寒さ:5℃前後
まとめ
育てやすい観葉植物を20種類今回は紹介しました。育てやすいと一口に言っても乾燥に強い、日陰に強い寒さに強いなどそれぞれ特徴がありますし、見た目や値段も変わってくるので自分の生活に合ったものやシンプルに見た目が気に入ったものを選ぶ、これでもいいと思うのでぜひ今回紹介した植物をそだててみてください。