簡単に、無限にモンステラを増やす方法 | 剪定のやり方も解説

観葉植物の育て方

2025年2月8日

観葉植物として人気のモンステラ。育てている方は多くいると思うのですが、長く育てているとひょろひょろになって形が崩れてしまった方は結構いるのではと思います。そこで今回はそんな時にぜひやって欲しいモンステラの剪定のやり方をご紹介します。時間はかかりますが、おしゃれな姿に戻って欲しい方はぜひ試してみてくださいね。

また、モンステラは無限と言っても言い過ぎではないくらいにめちゃくちゃ簡単に増やすことができるので、そのやり方も一緒に紹介します。こちらも少しのコツで簡単にできるので、剪定のついでにぜひ挑戦してみてください。

モンステラの育て方を知りたい方はまずはこちらをご覧ください。

【モンステラ】特徴と育て方を解説 | 初心者も簡単に育てられる！

2025年1月17日 2025年2月8日

Contents

モンステラを増やすための剪定方法
剪定したモンステラを増やす方法
- またカットしていく
- 水に挿していく
剪定した元のモンステラのその後
水挿ししたモンステラのその後
- 水挿し後6日目
- 水挿し後1ヶ月後
まとめ

モンステラを増やすための剪定方法

剪定とは植物の茎や幹を切る事です。どの場所を切るかで結果が全く変わってくるので気をつけましょう。

まずは剪定の準備から

剪定をする際は

切れ味の良い剪定ハサミ
消毒用のアルコールor熱湯orライターなど
癒合剤(なくてもできるけどあればよい)

これらを用意しましょう。

切れ味の良いハサミを使う理由は？

切れ味が悪いと断面がぐじゅぐじゅになって回復が遅くなるためです。おすすめはホームセンターで売られているような、硬い木の枝などもスパッと切れるハサミを用意するのがいいと思います。

消毒する理由は？

消毒は切ったとこから菌が入るのを防ぐために行います。アルコールをふりかけるか熱湯をかけるか火で炙るなどで消毒するのが一般的です。熱湯や火を使ったときは冷ましてから剪定するようにしてください。

癒合剤ってなに？

癒合剤は切り口に塗って切り口を保護し、細菌の侵入防止や植物の復活が早くなるために使います。切り口をしっかり乾燥させれば使わなくても大丈夫なこともありますが、成功率を高めたいなら使用をおすすめします。こちらもホームセンターに行くと売られています。

剪定していく

モンステラを剪定する時は成長点の上を切るようにしましょう。成長点は植物の幹の一部にポコッと出てるとこのことで、モンステラだと茎の根元の近くにあります。(下の写真の赤丸の部分)

ここは細胞分裂がたくさん起こってるところで、ここから新芽が出るすごく大事な部分なのでここは傷つけないようにしてください。

もし成長点が分からないときは節と節の間を切るでも間違いではないので、まずはここを覚えておいてください。

成長点はそれぞれの茎の根元にあるので、あとはどこから新芽を出したいかなどで切る位置は決めてもらったらいいかなと思います。

茎の根元で切ると新芽は出ない

こんな感じで切ると新芽は出ません。葉っぱが黄色くなったり傷んだ時はこの方法で剪定すればいいですが、新芽を出したい時は必ず成長点の上で切るようにしましょう。

剪定は4月後半から6月がおすすめ

剪定は植物に負担がかかる作業です。そのため、観葉植物が1番成長する時期に剪定するのがおすすめ。冬は植物にとってかなり厳しい季節なので剪定は控えましょう。真夏や秋の剪定も可能ですが、真夏は暑さで調子を崩すことがあり、秋は少し時間が経てば冬に入り回復が間に合わないことがあります。できれば4月後半から6月に行うようにしましょう。

剪定したモンステラを増やす方法

今回は水挿しという、水につけてモンステラを増やす方法をご紹介します。

またカットしていく

剪定したモンステラを成長点と葉っぱ1枚、そして気根を残して切って上の画像のような形にします。成長点の上に節があるので、その節と節の間をカットして行く感じですね。

ちなみに気根はこの茎から出てるもののことです。（矢印の先）気根が長すぎるなら短く切っても大丈夫ですが、ここから根っこが出てきます。全部取り除かないように気を付けてください。もちろん成長点から新芽が出るのでここも傷つけないように残しておきましょう。

水に挿していく

ここまでできたら後はこれを水の入った瓶などにつけるだけでOK。切り口と気根が水に浸かっているなら、後は直射日光が当たらない場所に置くことと定期的に水を変えるだけでよいです。ちなみに水を入れる容器は何でも良いです。経過を確認しやすいのは透明の瓶やグラスですが、どの色でも可能なので好きなものでやってみてください。