シェフレラという観葉植物をみなさんはご存知でしょうか?シェフレラはとにかく強い観葉植物で、枯れにくい観葉植物は?と聞かれたときにまず紹介するくらい頑丈な植物です。今回はそんなシェフレラを元気に育てるための詳しい育て方や特徴をご紹介。丈夫さとおしゃれさを併せ持った最高の観葉植物なので、枯らしにくい観葉植物が欲しい方やシェフレラの育て方を知りたい方はぜひ最後までご覧ください。
シェフレラの原産地・特徴など

シェフレラの基本情報 | |
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分類 | ウコギ科フカノキ属 |
原産地 | 東南アジア |
耐えられる寒さ | 0℃前後 |
育成難易度 | 簡単 |
育成の注意点 | 特になし |
人間が手を広げたような葉が特徴で、よくみたら5、6枚くらいの葉っぱがまとまっています。葉の形は少しパキラのようにも見えますが、触ってみるとパキラよりシェフレラの方が葉の厚みがあります。
シェフレラのいいところ
1.めちゃくちゃ育てやすい

シェフレラは暑さに寒さに乾燥、そして日陰、この全てに強いです。これら全てに強い観葉植物はなかなかありません。例えばサンスベリアは寒さに弱く、パキラは日陰がそんなに得意ではないといった感じで、他の観葉植物はどれか苦手なものがあるものなんですが、シェフレラにはこれと言って弱点がないんですよね。この万能さがシェフレラの一番のメリットだと思いますし、実際に育てていても本当に丈夫だと思います。
2.シンプルかつ部屋をおしゃれにできる

要するにおしゃれってことです。シェフレラに限らず部屋に観葉植物あるとおしゃれに見えると思うのですが、シェフレラはその中でも特にシンプルな見た目をしています。シンプルな分色んな部屋に馴染むので、部屋のシンボルツリー(メインの大きい植物)にぴったりです。もちろん小さいテーブルサイズなものも売られていて、好みの大きさで楽しめるのもいいですね。
手に入れやすい
小さいものなら百均でも売られてることがあり、他にもホームセンターに園芸店と割と見かける植物だと思います。もちろんネットショップやメルカリなどでもよく販売されています。メジャーな観葉植物なだけあって、簡単に手に入るのも初心者さんには嬉しいポイントです。
シェフレラの育て方

置き場所
風通しのよいレースカーテン越しかガラス越しくらいの場所がおすすめ。
それが難しいなら日中照明なしで字が読めるくらいの明るさがあるところまでなら全然育てられると思います。ここが一つの目安で、それより暗くなると厳しくなる印象です。
ちなみに「風通しがいい」とは空気が滞留していない状態のことで、換気などで空気を動かすことが大切です。
シェフレラをより元気に綺麗に育てるなら

この場合は日当たりの良い場所に置いてあげるのが大事。日光に慣れてて真夏と真冬以外の季節なら屋外に置くのもアリだと思います。シェフレラは日陰に強いですが、元々は日光が大好きな植物です。日光をたくさん浴びることで成長しますし、葉の色艶もよくなって見栄えがよくなります。1番日が入る窓際とかの特等席を用意してあげるとシェフレラもそれに応えてよく成長してくれると思います。
水やり

表面の土を少しほじって、中まで乾いていているようなら水を与えます。鉢の底から水が出るまで、鉢全体が湿るように満遍なく水をやりましょう。
シェフレラは乾燥に結構強いので頻繁な水やりは全く必要ありません。特に7号サイズ以上のものは土がたくさん入ってる分中まで土が乾きにくいです。夏以外ならさらにそこから数日待ってから水やりでも平気なことも多いです。

毎週日曜に水やりのように、定期的に水を与えていると水のやりすぎになっている可能性があります。常に土が湿っていると根腐れや徒長、カビの原因になります。枯らしそうと思う方もいるかもしれませんが、乾燥と湿潤のメリハリをつけることが大切です。土が乾いてからの水やりを意識しましょう。
植え替え
シェフレラは成長が早く、長い間植え替えないままだと調子を崩してしまいます。鉢底から根が出てるなどの植え替えのサインがあったとき、頻度で言うと大体1年から2年に1回は植え替えるのをおすすめします。(よく成長してるなら毎年植え替えてもOK)
春か秋の過ごしやすい時期に観葉植物用の土を使って植え替えること。そして植え替えて2週間くらいは直射日光を避けて養生すること。この2つを意識しつつ植え替えてみてください。
季節ごとの注意点
夏の場合
陽射しが強く、気温も高いため直射日光を浴び続けると葉焼けする可能性が高いです。

シェフレラは葉に厚みがあるため、極端に葉焼けしやすいわけではないです。ですが陽射しに慣れているものでもやはり真夏は厳しいようで、僕も実際に外に出していたら葉焼けを起こしたことがあります。そのため真夏は外に置かず、基本レースカーテン越しくらいがよいと思います。(もしくはガラス越し)
冬の場合
水をやりすぎないよう注意。
冬は気温が下がり、植物が水を吸わなくなるので土が乾きにくくなります。水やりの頻度を落として、しっかり中まで乾いたなと思ったら水をあげましょう。

冷えないように注意
シェフレラは寒さにも強くて、大体0℃から5℃くらいまでなら耐えれます。少々の寒さにも耐えれるのがシェフレラのいいところですが、寒さにあたる理由もない(というか当たらない方がもちろんいい)のでやはりなるべく冷えない場所に置くようにしましょう。
まとめ
今回はシェフレラの特徴や詳しい育て方について解説しました。めちゃくちゃ育てやすくて、自信を持って初心者さんにもおすすめできるので、ぜひ育ててみてくださいね。